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2年ぶりのサンタクロース [子育て]

メリークリスマス!

独立して丸3年が経ちました。
前ほど、いろんなことに憤りを感じることもなく、
ただ、ニコニコと毎日が過ぎていくばかりです。

昨年、「クリスマスの賞味期限が過ぎてしまった」という表現をした、次男は、
高校受験まっしぐらです。

朝、目覚まし時計で時間通りに起きてくると、
リビングのこたつに座り、
いきなり勉強を始めます。
ほいほい、と、朝ご飯を並べると、
問題集や参考書から目をそらすことなく食べ始め、
食べながら、勉強しています。

勉強しつつ、食べつつ、朝の情報番組に、なんでやねん、とツッコミを入れています。
 「どうかしてるぜ!」

ボク自身、
ご飯を食べながら勉強したことがないので、彼の勉強の本気度は、
おそらくボクの想像を超えているんだと思います。

そんな次男が、
「なあなあ、お父さん、まだサンタ間に合うか?」
というのです。
 「余裕やろ。」
それは、まだ12月の半ばのことでした。
「去年、お願いしてないから、ちょっと高いもんでもいいかな?」
 「ええんちゃう?」
「ウォークマン欲しいねん。音楽、聴きたいわ~。」」
 「頼んでみたら?」
もうすぐ高校生になるというのに、サンタの存在を信じていることも含め、
すべてが規格外の人間じゃないかと思えるようになっています。

クリスマスの朝、
冬休みだというのに、いつもの時間に起きてきて、
いつものように、リビングで朝ご飯待ちの時間で勉強しています。
 「おはよう。メリークリスマス!」
「メリクリ~」
こちらに顔向けることもなく、勉強しています。
 「サンタさん、どうやった?」
「来てたみたい。寝相が悪くて、ベッドの下に落ちてたけどな~。」
 「で?」
「で?って、それだけやん。」
勉強しながら、会話がそれ以上続きません。

あんまりうれしくないのかなと思い、
心配していたら、

「受験終わってから、いっぱい音楽入れるから、手伝ってな。」

ボクが思っている以上に、次男は大人になっていたんだなと思いました。
いつまでも、こういうふうでいて欲しい。
そう思うのは、もはや贅沢でしょうか?

今年も、すべての子供たちと大人たちに、
サンタクロースの夢と希望が届けられますように!




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