順調ですか? [産婦人科医]
前の病院を退職して、
今月末で丸一年になります。
あっという間でした。
ちょうど一年前は、開業準備と日々の業務をダブルでこなしてたので、
睡眠時間は3~4時間でした。
よく身体が無事だったなと思います。
開業当時は、患者さんも少なくて、
これまで勤務していた時の患者さんが受診に来てくれていたので助かりました。
受診してくれた患者さんが、
「ここって、先生一人なんですか?」
「そうなんです。」
「じゃあ、いつ来ても、先生が診察してくれるんですか?」
「そういうことになりますね。」
「待ち時間もないし、いつ来ても先生だなんて、オトクじゃないですか?!」
「そう、いつでも大売出し中ですよ。」
「わはは。」
まだまだ、黒字ベースは程遠いですが、
少しずつですが患者さんも増えてきて、
奥さんの援助もあって、なんとか生活できています。
何かと忙しいですが、少なくとも毎日、ニコニコして働いています。
先日、学会に出かけて、久しぶりに会う先生方、何人かと話すことがありました。
みなさん、口を揃えたかのように、
「どうですか?順調ですか?」
と訊いていただきます。
「儲かりまっか?」
という意味です。
「いやいや、まだまだヒマヒマです。」
「今の、3倍くらい、まだまだ余裕で働けるくらいです。」
「またまたぁ、めっちゃ稼いでるんでしょう?」
「そのつもりでしたが、なかなかうまくいかんもんです。」
「でもね、」
「毎日、ストレスなくて。」
「何よりも、それが一番よかったんです。」
「そうでしょう。先生の顔見たら、わかりますよ。」
「前よりも、もっと優しい顔になってますよ。」
ある、大学で研究されている先生が別れ際にそういってくれました。
「そうですか~?わはは。」
前の病院を辞めてしまい、
多くのみなさんに、たくさんご迷惑をおかけしたことは
申し訳ないと思っています。
でも、そのおかげで、
ボクは、今、毎日、ニコニコしていて、
目の前の患者さんを前より優しい笑顔で診察することができています。
そして、また、新しくやるべきことも、いくつも出てきています。
それは、これから生まれてくる、新しい命と、お母さんを大切に、守っていくことです。
大きな病院でなくても、できることはたくさんあります。
まだまだ、産婦人科医は頑張っています。
「順調ですか?」
「はい、順調ですとも。」
一人の産婦人科医として、そう笑顔で答えることができる日は、そう遠くないと信じています。
今月末で丸一年になります。
あっという間でした。
ちょうど一年前は、開業準備と日々の業務をダブルでこなしてたので、
睡眠時間は3~4時間でした。
よく身体が無事だったなと思います。
開業当時は、患者さんも少なくて、
これまで勤務していた時の患者さんが受診に来てくれていたので助かりました。
受診してくれた患者さんが、
「ここって、先生一人なんですか?」
「そうなんです。」
「じゃあ、いつ来ても、先生が診察してくれるんですか?」
「そういうことになりますね。」
「待ち時間もないし、いつ来ても先生だなんて、オトクじゃないですか?!」
「そう、いつでも大売出し中ですよ。」
「わはは。」
まだまだ、黒字ベースは程遠いですが、
少しずつですが患者さんも増えてきて、
奥さんの援助もあって、なんとか生活できています。
何かと忙しいですが、少なくとも毎日、ニコニコして働いています。
先日、学会に出かけて、久しぶりに会う先生方、何人かと話すことがありました。
みなさん、口を揃えたかのように、
「どうですか?順調ですか?」
と訊いていただきます。
「儲かりまっか?」
という意味です。
「いやいや、まだまだヒマヒマです。」
「今の、3倍くらい、まだまだ余裕で働けるくらいです。」
「またまたぁ、めっちゃ稼いでるんでしょう?」
「そのつもりでしたが、なかなかうまくいかんもんです。」
「でもね、」
「毎日、ストレスなくて。」
「何よりも、それが一番よかったんです。」
「そうでしょう。先生の顔見たら、わかりますよ。」
「前よりも、もっと優しい顔になってますよ。」
ある、大学で研究されている先生が別れ際にそういってくれました。
「そうですか~?わはは。」
前の病院を辞めてしまい、
多くのみなさんに、たくさんご迷惑をおかけしたことは
申し訳ないと思っています。
でも、そのおかげで、
ボクは、今、毎日、ニコニコしていて、
目の前の患者さんを前より優しい笑顔で診察することができています。
そして、また、新しくやるべきことも、いくつも出てきています。
それは、これから生まれてくる、新しい命と、お母さんを大切に、守っていくことです。
大きな病院でなくても、できることはたくさんあります。
まだまだ、産婦人科医は頑張っています。
「順調ですか?」
「はい、順調ですとも。」
一人の産婦人科医として、そう笑顔で答えることができる日は、そう遠くないと信じています。
先生!良かったー!更新された!便りがないのは…ですが、先生はどうしてるのかな?と、気にしていました。先生なら、病院の方は、クチコミで広まると思ってましたが、お体が心配でした。
すみません、勝手に。
でも、私の妊娠時に心強い味方だったこのブログは、今でも元気になれるので。
離れた北の地で、応援しています。
by もとけい (2016-10-27 11:38)
もとけいさん、コメントありがとうございます。
元気でやってますよ。
ここのところ、高校の同窓会の幹事だったり、講演など発表する機会が重なったり、パソコンに向かう時間はかなり長かったです。(同窓会では、広報担当なので、書き仕事ばかりでした。)
本業よりも、ほかのことが忙しかったのです。
実は、アップしていない記事がいくつかあります。
実際にアップされるのは、書いた記事の3分の1くらいなんです。
by haru (2016-10-29 10:56)
おはようございます(^-^) ファンでずっと読ませていただいてます。
どしたかなー、お忙しいのだろうなーと思ってました。久しぶりに更新されていて嬉しくなりました。
歳もあり(アラフィフ…)、婦人科やら耳鼻科やら訪ねています。自力で行けるから元気なんですけどね。先生がお近くだったら受診したいくらいですが、お陰様でお若いですが信頼できる女医さんにずっと診ていただいてます。移動しないといいなぁと密かに思うこの頃。身体も不調が増えました。穏やかに丁寧に優しく暮らしていこうと思っています。これから寒くなります。先生もご自愛下さいますように*\(^o^)/*
by 恵子 (2016-10-30 08:12)
haru先生、お久しぶりの更新、ありがとうございます!
ブログから今の先生の充実した生活が伝わってきて、本当に嬉しいです。(下の息子くんの不安も解消されたんでしょうね♪)
今日もニコニコ笑顔全開で診察してるんだろうなぁって(^o^)
あとは黒字ベースになれば、もっと笑顔になりますね~
by ともたま (2016-11-19 19:00)
恵子さん、コメントありがとうございます。
ボクも週1日は休診日をつくり、整体に行ったり、耳鼻科に通ったり、自分のメンテナンスにちゃんと時間を作るようにしています。
おかげさまで、ますます元気に暮らしています。
by haru (2016-11-29 18:09)
ともたまさん、コメントありがとうございます。
開業することで収入は確実に低下していますが、
一人の産婦人科医としてのパフォーマンスは
内容が変化しているものの、低下しているとは思っていません。
患者さんとの距離がより近づいている一方で、
24時間体制ではないので、「いつでも、どんな状況でも」
駆けつけるわけにはいきません。
産婦人科医として寂しいジレンマですが、
一方で、当直がないことがこれほどラクなのかと、
あらためて感じています。
これだけラクしていたら、
収入が少ないのも納得してしまいますね。
by haru (2016-12-03 06:22)
久しぶりに先生のブログにお邪魔しました。
先生らしく、たくさんの人も時間も大切にされなが、「わはは」の笑顔が増えてきている事を嬉しく思います。
育自休暇は、きっと先生自身だけでなく、周りのたくさんの人や、家族との関係も育っているような気がしました。
きっと、余っている3倍分の力もフル稼働させる日も近いかな(^-^)
なんてお思いながら、これからの先生のご活躍も楽しみにしています!
by chii (2016-12-10 13:24)
chiiさん、コメントありがとうございます。
今の3倍働けるところを、せいぜい2倍くらいにして、
残りの1倍を、自分や家族のために、大切に残しておこうと思うようになりました。
めちゃめちゃ働くのは意外と簡単なんです。
でも、それでイライラしてしまったら、きっとだれかが、しんどくなるんです。
最終的には、患者さんや赤ちゃんがしんどくなってしまったら大変です。
by haru (2016-12-20 22:32)