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死産を乗り越えること [分娩]

死産を経験された方からのコメントをいただきましたので、今日はこのようなタイトルで書かせてもらうことにしました。

死産の理由はなんであれ、この世でもっとも悲しいお産であることは間違いありません。
そして、その悲しさは、きっと一生かかっても完全に癒されることはないのでしょう。
忘れることなど、けっしてありえないのです。

周囲のある人は、「早く次の子を妊娠して、今度は元気に産めばいい。」というでしょう。
また、ある人は、「やぶ医者にかかったからだ。今度はちゃんとした医者に診てもらいなさい。」というでしょう。
そして、ある人は、「その子のもった運命だから仕方がない。」というかもしれません。
なかには、心無い一言で、かえって傷つき、悲しみをより深いものへと変えてしまうかもしれません。
みんな、子供を失ったお母さんを少しでも慰めようとしてくれているのですが、
どんな言葉も、悲しみを乗り越えるには不十分なのです。

なにか先天的な異常があるなどの避けられない原因があって命を落としたとしたら、なんとなく「仕方がない」ということになるかも知れません。また、医療ミスが原因なら、怒りが爆発するでしょう。
しかし、原因が何であっても、ぜったいお母さんは自分を責めてしまうのです。

「あの時、私があの選択をしていなかったら、助かったかもしれない。」と。

しかし、亡くなった赤ちゃんは、お母さんが自分自身を責めることは望んでいないと思います。
そして、死産を忘れてしまうことも望んでいません。
死産を経験したことを乗り越えるなんて不可能なのです。
ただ、いつも自分のそばにその子がいて、寄り添ってくれているという思いで生きていくのです。
自分がそういう思いを持ちながら、健康であれば、最終的には乗り越えていくことに近づけるのではないでしょうか?

産婦人科医になって、いくつもの死産に立ち会い、逃げ出したい気持ちになったこともあります。
「あの時、ボクがこうしていたら・・・」
でも、その一人ひとりのお母さんたちからボクは多くのことを教えてもらいました。
今こうやって、えらそうに書いているのも、忘れられない、悲しいお産があったからです。

これを読んで、怒りや反感を覚えずにはいられない方もおられるでしょう。
もし、不愉快な気持ちになったとしたらお許しください。

ただ、産婦人科医は、一つひとつの死産をけっして忘れていません。
心に深く刻みながら、また一つひとつのお産に立ち会っているのです。


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はじめまして。
お産っていいなあ、と思いました。
私も不安がいっぱいありますけど、
みんながんばっておられるので、
私も負けずにがんばりたいです。
2cmの卵巣嚢腫なんて、
たいしたことないですもんね。。
右は茎捻転をおこし全てなく、
ちょっと不安で、haruさんの
ブログにお邪魔しました。
勇気がでてきました。
ありがとうございます。
by (2007-08-26 13:05) 

haru

ぶたいくさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
ボクたち医療者からみたらすごく些細なことでも、当の本人にとったらすごく深刻なことってあると思います。
「大丈夫ですよ。」っていう一言で救われることもたくさんあると思います。
だからこそ、その一言の影響の大きさゆえに、慎重になります。
by haru (2007-08-26 15:19) 

haruさんのブログから不愉快を感じ取ったことはないですよ。
haruさんはお医者様ですが、患者さんの気持ちを汲もうとしているんだなあ、といつも感じます。
私は看護短大卒なので、産婦人科の実習の時に死産された方を見て、また、3人目を産んだ方のお産をみて、正直子どもは欲しくないと思いました。とってもお産が怖かったのです。
子どもを産むことができたのはこの怖さが少し薄れたそれから18年後でした。情けないでしょ。
haruさん、毎日お産と向き合ってくれてありがとうございます。
by (2007-08-26 18:01) 

haru

ちばおハムさん、いつもありがとうございます。
お産は病気でない。自然現象だ。とはいっても、本当は怖いものなんです。
患者さんには笑顔で励ましながらも、心の中では不安でいっぱいなこともあります。
ただ、ボクたち医療者が思う不安よりも、お母さんやお父さんが思う不安のほうがずっとずっと大きいと思います。
それがわかっちゃうから、頑張ってしまうんです。
by haru (2007-08-26 18:25) 

琴子の母

こんにちは。
死産を経験したことがありますが、怒りや反感なんて、全く感じません。
それより何より、とっても嬉しいです。

死産だと、家族以外、殆どの方が忘れてしまいます。
忘れた方が良いって考えている方もいます。
胎児とは一緒に生きたことがないから仕方のないことなのかもしれないけど、凄く寂しいことでもあります。
勿論、親の私たちが忘れることさえなければ、それが何よりだからって、皆、合言葉のように言い合って慰めあっていますが、haruさんの
>ただ、産婦人科医は、一つひとつの死産をけっして忘れていません。
心に深く刻みながら、また一つひとつのお産に立ち会っているのです。
---は最高に嬉しい言葉、事実でした。

私たちの愛しい、いつまでも小さなままの赤ちゃんを、今日もどこかで立ち会ってくれた方たちが思い出してくれているかもしれないと知ると、日々、癒されていきます。

私の天国の娘と共に、このような素敵なお話を聞かせてくださり、また、haruさんの日々に感謝します。
by 琴子の母 (2007-09-03 00:38) 

haru

琴子の母さんへ、
死産は、本人やご主人にとって、心の中にしまっておくしかないお産であるというのが現実なのかもしれません。
でも、誰か、他の人の心の中にもその子の記憶があったとしたら、その記憶=思い出が、たとえ一瞬でもこの世に生きていた証になると思います。
お腹の中にいる時から産婦人科医はその子の「せんせい(主治医)」ですから。
by haru (2007-09-07 08:23) 

琴子の母

何度もすみません。
あまりにも嬉しくて、何度も読みに伺っています。
そして、勝手に私のブログにて紹介させて頂きました。
もし、ご迷惑をお掛けしますようでしたら削除いたしますので、遠慮なく仰ってください。
by 琴子の母 (2007-09-09 22:30) 

寅

産婦人科医かつ、死産の経験者です。

私の場合は、胎児死亡が判明した時点からすぐに「産婦人科医」としての自分が起動し、どうやったらうまく終えることができるのか、外側からの気持ちに終始していた気がします。退院し、火葬が始まった瞬間から「母」としての自分がようやく表に出てきました。
あとから少しずつ、悲しいだけの気持ちや悔しいだけの気持ちに集中できなかったことの罪悪感や、客観的な自分への後悔が積もりました。

ただ、それまで産婦人科として、死産をされた患者さんに、なるべくそばで寄り添っていてあげたいと思いながら仕事をしてきて、それは間違っていなかったなと、この仕事に携わっていたからできたこともたくさんあったと、だんだん受け入れていくことができました。

自分で言うのもなんですが、産婦人科医は本当によい仕事です。

思わずコメントさせていただきました。
by 寅 (2007-09-13 16:26) 

haru

寅さん、コメントありがとうございます。
いざ、自分のこととなるとなかなかむずかしいと思います。
産婦人科医が自分や家族のお産に向かい合うとき、「誰のせいでもない、自分自身への完全責任」とでもいえばいいのでしょうか、うまくいえませんが・・・、そんな境地になるのではないでしょうか?
自分の子供を取り上げるとき、感じました。
これからも、応援してください。

ボクも思っています。
産婦人科医は本当によい仕事です。

一緒に頑張りましょう。
by haru (2007-09-14 22:41) 

そうちゃん

はじめまして。

私は今年の4月20日に死産を経験しました。
いろいろとつらくて悲しい想いをし、今でもその傷を引きずっています。
初めての妊娠だったのに、どうしてと自分を責めました。
この私の思いは誰にも分からないし、分かってもらおうとも思いません。
死産を経験した全ての人がそうだと思います。
その子を失う悲しみは、想像はできても、とても全て理解できるものでは
ないのだと思い知りました。
ただ、今は少しでも前を向いて歩いていきたいと一歩踏み出しました。

haruさんは、私の主治医の先生にとても雰囲気が似ています。
拝見していて、先生を思い出し、思わずコメントしてしまいました。
私は先生に巡り会って、よい死産(こんな表現も変ですが・・・)を
経験したと思っています。
haruさんのような産婦人科医ばかりではないですが、haruさんのように
悲しい死産を忘れないでいてくれる先生がいることをとても
嬉しく思います。それで、救われる想いがいくつもあるのだと思います。

ありがとうございます。
by そうちゃん (2010-06-07 13:54) 

haru

そうちゃんさん、コメントありがとうございます。
悲しいお産になってしまったとき、
いろんな人がいろんな言葉をかけてくれたことと思います。
その言葉にかえってつらい気持ちになったり、
傷ついたりすることがあったのではないでしょうか?
自分を責めてしまうこともあったことでしょう。
ボクたち産婦人科医ができるのは、なによりもその気持ちを理解して、そばによりそうことだと思います。
そして、むしろ、かける言葉が見つからないと言うのが本音です。
死産という悲しみを乗り越えることは並大抵のつらさではないと思います。
ただ、いつかきっと乗り越えることができるはずです。
最初の一歩を踏み出すことができるのなら、必ずできます。
がんばってください。


by haru (2010-06-09 22:41) 

まおママ

初めまして。
私は卵膜付着が原因で死産しました。
担当医にはタバコが原因だとブログに公開されました。
先生のような担当医に見てもらいたかったです。
by まおママ (2010-11-29 12:51) 

haru

まおママさん、コメントありがとうございます。
つらい経験をされましたね。
そして、ただでさえつらいことだったのに、本来、寄り添ってもらいたい主治医に・・。
言葉になりません。
ただ、ボクも、伝えたいことがあって、何人もの患者さんとのやり取りをこの場で書いています。
実際に、「先生の思うことと、自分が思うことにはすこし違いがあったと思います。」と診察室で涙ながらに訴えられたことがあります。
でも、その方は、そうやって悩みながらも、今、二人目のお産もボクと頑張りたいと通院してくれています。
自分が前に進んで行くために、もう一度、お産がすばらしいものであることを確認するために、ボクと一緒に頑張っています。
by haru (2010-12-03 06:15) 

まむちゃん

9月に40週で死産を経験した者です。
このブログを拝見し、私の今の気持ちを分かっていただいているような気がして、嬉しくなりました。
自分を責め、落ち込む日々でしたが、赤ちゃんはきっとそれは望んでいないという前向きな気持ちになれています。ただ、心にある「悲しみ」がたまに顔を出し、悲しくなったり、落ち込んだりしてしまいます。その際に、このブログの記事を何度も読み、元気付けられています。有難うございます。

手術直後から、赤ちゃんへの感謝でいっぱいになり、それは先生や病院のスタッフの方のお陰だと、この記事を読みながら考えていました。先生の言葉が私を救ってくれました。私の先生もとても誠実な方でした。

赤ちゃんが私たちのところに来てくれた意味を探しながら、前向きに生きていこおうと思います。

まとまりがなく、申し訳ありません。。。
by まむちゃん (2010-12-12 23:07) 

haru

まむちゃんさん、コメントありがとうございます。
実際に、死産をされた方を目の前にするとき、「かける言葉がない」というのが実のところです。
尊い命を前に、ボクたちはあまりにも無力です。
無力であるからこそ、誠実に向かい合っていくしかないと思います。

by haru (2010-12-14 00:06) 

はるちなかぁちゃん

ありがとうございます。
5月9日に34w 1950グラムの女の子を産声あげることなく出産しました。
先生の一言などきつい一言もありましたが男の人は不器用・・・。
そんなときにこのブログに出会い先生の気持ちを少しわかれた気がしました。
またいつかわが子が来てくれる・・・そう信じ頑張っていきます。
by はるちなかぁちゃん (2011-05-19 09:04) 

haru

はるちなかぁちゃんさん、コメントありがとうございます。
自分自身が一番つらい思いをしているにもかかわらず、主治医を理解しようしてくれているように思います。
おそらく、きつい一言も、決して悪意はなく、慰めようとした言葉なのだと思うのです。
決して無理せず、頑張ってくださいね。
by haru (2011-05-19 19:10) 

あやね

こんにちは。死産ではありませんが、流産を経験したものです。流産が確定したとき「赤ちゃんにならなかったモノ」といわれ、目の前が真っ白になりました。あのとき、先生のようなドクターに出会いたかったです。死産になってしまったお母さんへ向けていらっしゃる温かい目を、流産になってしまったお母さんへも向けていただければと思います。短い期間でも、赤ちゃんの誕生を信じ心待ちにしていたこと、顔をみることはかなわなくても、一生忘れずに生きていかないといけないことは同じですから。これからも温かい心をもった先生でいてください。
by あやね (2012-10-11 13:35) 

haru

あやねさん、コメントありがとうございます。
医療者が話す言葉には、医療者自身が思う以上に患者さんにとって大きな影響があります。
同じ産婦人科医として、
きっと辛い気持ちをなんとか励まそうとして出た言葉だと信じたいです。流産が辛くて悲しいものであることを誰よりも知っているはずだからです。しかしながら、流産に慣れてしまっているということもあったのかもしれません。
by haru (2012-10-13 13:02) 

summer

37週で死産しました。
胎内で赤ちゃんが亡くなっていると言われ
その後の手続きが淡々と行われ
医者にとっても助産師にとっても
日常茶飯事のことなんだ、仕方ないんだ。
と自分に言い聞かせていましたが
haruさんのこの記事を見て救われました。
今でも自分を責めてしまいます。
今でも通っていた病院の医療ミスだったのではないかと思ってしまいます。
10ヶ月間も頑張ってくれた赤ちゃんに申し訳なくて
忘れることなんて出来ないのに
考えると涙が止まらなくなって
考えないようにしている自分も嫌で嫌で仕方ありません。
何が言いたいのか自分でもわからないのですが
haruさんのようなお医者様と出会えた妊婦さんは幸せですね。
by summer (2013-04-23 01:43) 

haru

summerさん、コメントありがとうございます。
つらい、とてもつらいお産だったと思います。

医療者として、同じようにつらい気持ちなのですが、
同じように落ち込んでいるのはなくて、
ボクらは、「淡々と」処置をしていかねばならないのです。
冷たい印象を受けてしまうかも知れません。
しかしながら、これこそが医療者の責任だと思っています。
by haru (2013-04-26 13:48) 

ひかり

4月に17週の一卵性の双子の男の子を死産しました。
一卵性の中でもかなり稀なMM双胎。何度もリスクを説明され、中絶の選択肢を先生に言い渡されたこともありました。継続を決意したものの、赤ちゃんたちはお空に行ってしまいました。
陣痛が来て、出産しても、産声をあげない子供たち。手のひらにのるくらい小さいのに手も足も目もしっかりあり、愛おしくて、これから先、絶対に忘れることはないでしょう。忘れるつもりもありません。
元気に産んであげたかった。守ってあげられなかった。母親として何もしてあげられなかった。悲しみと悔しさでいっぱいです。
死産後、思いきり泣くことが出来ません。どこかで我慢してる自分もいます。ただ、ぼーっとしてることが多く、自分で自分がよく分からないです。
今回の出産の時にお世話になった先生、助産師さんはとても優しく親切な方々でした。haruさんのような気持ちを持ち、子供達のことを忘れてほしくないです。

by ひかり (2013-05-03 15:41) 

haru

ひかりさん、コメントありがとうございます。
双胎のなかでもMM双胎は、やはり中絶の選択を勧めてしまいます。
産婦人科医として、胎児のリスクを考えると、とても苦しい状況です。
元気に産んであげることはできなかったかも知れませんが、母親として、できる限りの時間、守ってあげることはできたのではないでしょうか?
何もしてあげられなかったとは思いません。どんなに胎児にリスクがあろうと、産んで育ててあげようと思ったことはすごいことだと思います。
(正直、産婦人科医としては、そのリスクの高さに対して、「ため息」が出たかも知れません。)
思い切り泣いてあげることも大切です。泣かずに我慢しているお母さんを子供たちは望んでいないと思います。
by haru (2013-05-06 17:28) 

ひかり

それだけのリスクがあって、妊娠の継続を決意したのは間違いだったのでしょうか?結果的に死産という形になり、子供たちにとって私の決断が正しかったのか自信がありません。私は、赤ちゃんたちを苦しめてしまったのではないかと申し訳ない気持ちにもなります。
上の子もいるので、心配かけまいと頑張る自分もいるのですが、さすがに子供が寝ている時には声を殺して泣いているときもあります。
MMは、やはり難しいのですね。先生がため息がでるほど…。まさか自分がこんなにも珍しい妊娠をするとは、思ってもいませんでした。MMと知ってから、毎日毎日、ごめんねと思い、死産してさらに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この悲しみや悔しさは、本当に、時間がたつことで前向きに考えられるようになるのでしょうか?
by ひかり (2013-05-06 22:20) 

haru

ひかりさん、妊娠の継続を決意したことを間違いであったとは思いません。
少なくとも、医療者が妊娠の継続を引き留めるのは、母体の生命に関わる場合だけです。たとえば、心不全合併などです。
胎児のリスクだけでは、妊娠の継続を中止する理由にはならないと、ボクは思っています。
しかしながら、安全に出産するだけがすべてではないこともあります。お母さんお気持ちのみならず、ご家族、生まれてくる子供の兄弟、いろんな人生をすべて含めたとき、何が正しくて、何が間違っているか、判断はますます複雑になります。
つらいところです。
命は、何にもまして尊いものです。
どんなに小さな命でも、必ず意味があります。
今は悲しくて、つらいかも知れません。
しかし、きっと、大切な何かを教えてくれるはずです。
by haru (2013-05-13 08:39) 

由莉

昨年死産しました。8ヶ月でした。妊娠中、胎動があまり感じられず、担当医に言いましたが「個人差」と言われていました。初産婦で比較材料も無く、信じるしかありませんでした。
でも、結果は死産です。あのとき、血流を調べるなどしていたらと思うと、医者なんかもう二度と信用できません。
また、陣痛が起こっても放置し、死産後は午前中に産まれたため、その日の午後には退院させられそうになりました。
赤ちゃんとの別れもきちんとできず、病院側からのアドバイスやサポートなどもありませんでした。最低ですよね……。

死産や流産が避けられないこともあるとは思います。でも、避けられないなら避けられないで、やるべきことがあると思います。
ちゃんと産まれた場合にだけ手厚く、そうでない場合には何のサポートもないのは、医療としてどうなのかな、と思います。だから訴えられるのではないでしょうか?

赤ちゃんを亡くした遺族に向き合わない医療者は、後ろから刺されても仕方ないですよね。私は一生許さないと思います。
by 由莉 (2013-05-30 17:59) 

haru

由莉さん、コメントありがとうございます。
妊娠8ヶ月での死産は、本当につらかったと思います。
実際に診察をしていないので、そのときの状況について述べることは差し控えたいと思います。
推測で発言することで不必要な誤解も生じると思うからです。
悲しいお産があったとき、つらい思いをしている産婦さんに、医療者として、「かける言葉がない」というのが本音です。
医療者として、同じようにつらい思いをしていても、その気持ちをうまく表現できないのだと信じたいです。
赤ちゃんのご冥福を心からお祈りします。
そして、由莉さんのお気持ちが少しずつでも安らかに、穏やかになることを願っています。
by haru (2013-06-11 04:07) 

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